2008年1月13日

1月の寒雨空に響くベルマーレコール

まあ,屋根付きですがw
でもこのことに感謝だったり,幸運なんだなと改めて感じました.


1-3で敗戦.

(以下,結構厳し目に書いています.ベルマーレサポはまだフットサルについてそれほど精通しているわけではないわけで,そんな中なので,地方の下位レベルの県リーグとは言え監督業としてフットサルに関わっている俺の目線からの印象を記すことは重要だと思ってのことです.とは言え,言うほど湘南ベルマーレフットサルの試合を数多く観たわけでなく,フットサルに定石がないことをこの1年で痛感してる故,あくまでも自分のフットサル観に即しての意見が濃くなります.)


ゴレイロ阿久津選手の出来に不満でした.

ミスが失点に直結したことはツイてなかったで済ましていいのかなと思います(ここはプレミアでもリーガでもW杯でもないので).不満なのはプレー全体のテンポなんです.

例えば浦安のゴレイロである川原(それにしても忌々しい!)が3秒でゴールスローしている場面を,阿久津は4秒かけるわけです.1秒多く時間をかけることで,スローの精度が上がったり味方がフリーを作ったかというと,決してそのようには感じませんでした.

乱暴な言い方をすれば,フットサルはサッカーを縮小した相似のスポーツです.サッカーでは1m移動して潰さなくてはいけないスペースは,30cm動けば潰せます.しかし,そのためにかけられる時間が,サッカーで1秒だとしたらフットサルでは0.5秒だけになってしまう.そんな感じで捉えてもらえばいいかと思います.

だから,ゴレイロが早くリスタートすることはそれだけ重要なんです.この試合では一貫して,キャッチ→味方に指示→スロー,という作業を4秒間かけて行っていました.「一貫して」ってのが問題で,すぐに投げてこないことがわかると,相手はリトリートすればいいだけなんですよね.

阿久津選手のロングキックによる攻撃への関与や,それ以外にもチームへの貢献具合を考えたら無下にできないのはわかります.それに俺自身も阿久津から安心感を感じます.プレイングタイムでの時間計測であるため,アウトオブプレー時いくら急いでも,時間が増えることはないのもわかります.でも,今日の試合に関しては一貫したリスタートのテンポがどうしても気になってしまいました.せっかくワイドに広がる意識が浸透しているんだし,早いタイミング且つハーフラインより先で篠崎とか(先制点はホントに素晴らしかった!),今日はいなかったけど野島倫とかに預けちゃって「あとは任せた!」って攻撃を40分の中に盛り込んだ方が相手は相当嫌だと思います.

あとチーム全体ですが,後半になって集中が切れたというよりは,切れたのは単純に体力かなと思いました.上で書いた30cmの埋めなきゃいけないスペースが20cmしか届いてないという印象でした,これまでペースコントロールはトヨとジオゴが行ってる印象でしたが,ジオゴが監督役に専任したことでの片手落ちになってしまい,イメージの共有はできてるのに後半にはスタミナが残っていず,ってところが歯がゆかったです.12人フル稼働してのベンチワークによって,こういうエアスポットが生まれないようにすることも必要かと思いました(これは本当に難しいです).


今のベルマーレフットサルはセミプロだからとか,自分はサッカー畑だからとか,そういうので垣根ができないように「For Our BELLMARE」という意識で,こういう雑感とか印象(あくまでも印象です.自分のレベルからしたらFリーガーに意見するのはおこがましいんですから.でもそんなこと言い出したら,様々なスポーツについて素人が議論できなくなっちゃうでしょ)を記すことさえもベルマーレのためだと思って書いてみました.


最後はいつも通り,

 頑 張 れ , 超 頑 張 れ

で.

0 件のコメント: