2008年2月14日

トノの電通入り

もっと評価されるべきです.

インターンシップの数から察するに,相当セカンドキャリアを意識していた選手です.そんな選手が,一気にビジネスの世界に飛び込んでいったわけです.

これまでのJリーガーからの転職っていうと脱サラに近いものばかり注目されていましたが,このヘッドハンティングに近いトノの電通入りは,日本のスポーツ界にとっても大きいものに思えます(他にオファーを出していた企業があることも凄い).

どうやらサッカーに携わり続けられるということで,超一流ではなかったにせよ常にプロフェッショナルだったトノが,ビジネス分野からサッカーに働きかけてくれることで新しい風が吹くことは間違いないものです.大体これまでサッカーマーケで「?」って思うものって,「こいつらサッカー知ってんのかよ,理解しようとしてんのかよ」ってなところに行き着くことが多かったと思います.そのギャップを埋めに最も適した人物ではないかと思います.サポーターに対しての理解ある御仁ですし.

アスリートとしての寿命を迎えてそのまま指導者になる,という以外の進路(もしかしたらどんなJリーガーよりも生涯収入は上になるんじゃないか)を示しました.個人的には海外挑戦をしたカズとかヒデとかの貢献に匹敵するものだと思っています.

トノのセカンドキャリアはどうなるかなぁって考えてた中で,全く身勝手に俺が希望していた分野に行ってくれました.これからも応援し続けますよ.そして,同時期に会社員になるという共通項は,俺の中への刺激にさせてもらいます.

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