他人事にしちゃいけない力の差
CWCを振り返ってみて,現在Jリーグで最も強い(ことになっている)浦和がACミランには歯が立たなかった.監督の質とか個人スキルとか,そういうもので言い表される差ではなく,なんかもっと深いダメージを与えられた気がする.
当然,オレは浦和サポでもなんでもない人間だが,よくやったよ浦和とも思ってないし,浦和負けたぜm9(^Д^)プギャーとも思えなかった.
省みて,自分がサポートする湘南ベルマーレを考えたときに,世界一は気が遠くなるほど遠い話だなと,ちょっと自己憐憫におちいってしまった.
ACミランと浦和レッズが試合したけど,じゃああれが2007年の浦和ではなく2017年の湘南ベルマーレだと思って妄想しても,ロッソネロだって歴史を積んでいくわけで,それでは一体全体どうやって追いつけばいいのか途方にくれてしまった.
世界のビッグクラブからしたら,ホームタウンさえも熱狂させられないプロビンチャにどんな存在意義があるのか.それをサポートするオレは全く無意味なことに時間と情熱を使っているんじゃないのかって感じかもしれないよなぁとか考えちゃったり.
でも,ミラニスタだろうがボケンセだろうがレッズサポだろうが,どんなサポーターやティフォージとも対等に張り合える答えが1個だけあるかもしれない.
「好きなんだからしょうがないじゃん」
自信はないし具現化しきれてない.
でも,今はこれでいいんだと思う.
考え続けて,想い続けて,追いかけ続けて,あと50年位したら答えはみつかるのかなぁ.
4 件のコメント:
世界のビッグクラブを向こうに回してプロビンチャをサポートする方が意義あることだと思うんですけど、どうでしょ?
私たちはミラノに住んでいるわけではないですしね。
コメントありがとうございます.
私自身に,目の前の試合に勝ってほしいから応援する→つまるところ全ての試合に勝ってほしい→優勝→さらなる高みへ・・・という考えが根本にあります.
この「さらなる高み」として到達したい地点が具体的に見えてしまい圧倒されてしまったというのがこのエントリーの趣旨(のつもり)でした.
(大自然を前にして自分の小ささを知ったというかそんな感覚です.)
今のベルマーレの立場をプロビンチャとすると,「ビッグクラブ達,待ってろよ!」と簡単には言えないんだなぁってのがビッグクラブ/プロビンチャのくだりで言いたかったことです.
どちらに大義があるかはわかりかねます.だってビッグクラブをサポートしたことはないんですから.
確かに湘南はミラノのような大都市ではなく,ホームタウンは広域化していて一概に比較できるわけではありません.
勝つためとか,熱狂的でいられるためにプロビンチャのままでいるならいいんですけど,広域化で希釈された湘南地区だからプロビンチャとしてしかやっていけなくてとかの理由に落ち着きたくないなとは思ってます.
レスありがとうございます。
ちょっと嫌な言い方ですが、湘南がいわゆるビッグクラブになるのは今後も難しいでしょう。ただ、去年のインテル(これも欧州列強に比べると小さいクラブですよね!)や今年の浦和を見てると、案外世界一もたいした事無いなwwwwなんて思いますね。
一生掛かっても追いつけないと思っていたものが、なんだ、20年あれば充分じゃんww
なんて思ったり。
J2の分際でちょっと楽天的過ぎましたけど、少なくとも、私たちはサポートじゃなくただ美味しいトコ取りしたい連中よりは楽しめてると思いますよ。
確かにいわゆるビッグクラブというのは難しいし,クラブとして目指すところではないかもしれないですね.
>一生掛かっても追いつけないと思っていたものが、なんだ、20年あれば充分じゃんww
見方を変えればその通りですねw 降格同級生がいまや・・・ってことを考えればあと10年とか20年で同じところに上り詰めることは可能ってことですもんね.
まだいかようにもベルマーレの未来が変わりうる状況で,そのことを楽しみながらいい未来に向けてサポートしていけたらなと思います.そして,その状況に置かれていることに楽しさも感じてますよ.
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