オレの手では何も変えられないのか
小田原からつくばに帰ってきました。ばあちゃんのお葬式でした。
18年前、脳出血で倒れて以来、ずっと半身不随で生活していたんです。じいちゃんはずっと介護していたんです。杖無しでは歩けない体をずっと支えていたんです。
倒れた日のこと、ちょっとだけ覚えてる。なんか大騒ぎだったことだけだけど。
ひいじいちゃんとひいばあちゃんもばあちゃん家で一緒に住んでます。いわゆる老々介護です。ひいじいちゃんは今入院しています。ひいばあちゃんはこないだ退院したばっかりです。
常に押し殺してきた感情に直面させられました。そしてこれからにも不安を感じます。
でも裏で支えているのはオレの母ちゃんです。オレ等の世話をして、ばあちゃん家ではみんなの世話をして、また帰ってきて・・・。
お葬式でみんな疲れきってしまっている。じいちゃんもひいばあちゃんもおじちゃんも母ちゃんも。
そうなんだよなー。オレもがんばらねーとな。
じいちゃん達の楽しみはオレたち孫の成長。それを何回も何回も親戚に言ってまわってた。
がんばらねーとな。
がんばらねーとな。
ばあちゃん、ありがとう。
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